時候のあいさつ 1月
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手紙の書き方:時候のあいさつ 1月

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2026年1月 新しい年の始まりに寄り添う、冬のご挨拶を。

年が明け、新しい一年が始まりました。
東京をはじめ各地では、凛とした冬の空気の中に、静けさとともに希望を感じる季節となっています。
お正月の華やぎが少し落ち着く頃、街では初売りや成人式の装いが目を引き、梅や早咲きの桜、澄んだ空に浮かぶ富士山など、季節の美しさに心が和む瞬間も多くなってきました。

1月は、一年の抱負を胸に、新たな気持ちでスタートを切る月でもあります。
そんな始まりの季節に、大切な人へ「今年もよろしくお願いします」の想いを込めて、手書きのひとことを届けてみませんか?
G.C.PRESSでは、新年のご挨拶にふさわしい桜や富士山モチーフをご用意しています。

【1月の手紙を書くときのポイント】

  1. 新年の挨拶からはじめて
  2. 「新しい年が始まりましたね。」
    「本年もどうぞよろしくお願いいたします。」
    年の初めならではのご挨拶を一言添えると、自然な書き出しに。
  3. 冬の風景や行事を描写して
  4. 「澄んだ青空に映える富士山が美しい季節ですね。」
    「初詣に出かけた神社で、清々しい気持ちになりました。」
    正月らしい風景や行事の描写が季節感を引き立てます。
  5. 寒さを気づかうひとことを
  6. 「冷え込む日が続きますが、お変わりありませんか?」
    「風邪など召されませんよう、ご自愛ください。」
    冬の冷え込みに寄り添うやさしい言葉を添えましょう。
  7. 新年らしい前向きな結びを
  8. 「本年が皆さまにとって実り多き一年となりますように。」
    「健やかで穏やかな一年となりますようお祈り申し上げます。」
    新年の願いや抱負を込めた結びで、明るい余韻を残します。

G.C.PRESSのレターアイテムで、新しい年の始まりに、想いをそっと届けてみませんか?


文例:親しい間柄の時候のあいさつ


  • 新しい年を迎え、晴れやかな気持ちでこの手紙を書いています。
  • お正月のにぎわいも落ち着き、静かな日常が戻ってきました。
  • 厳しい寒さが続く毎日ですが、少しずつ日がのびてきました。
  • 一月も後半となり、梅のつぼみがふくらみ始めています。

文例:あらたまった相手への時候のあいさつ


  • 初春の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 新年のご挨拶をお伝えしたく、こうしてペンをとっています。
  • 富士の白雪に、新年の希望を重ねながらこのお便りをしたためております。
  • 年明けの慌ただしさが少し落ち着いた頃、お変わりなくお過ごしかと存じます。

文例:ビジネスの相手への時候のあいさつ

新春(しんしゅん)の候【2026年1月1日(木)〜1月15日(木)】
「新しい年が巡ってきた季節」を表します。お正月のイメージがある言葉なので、2026年は1月15日までに用いると良いでしょう。
初春(しょしゅん・はつはる)の候【2026年1月1日(木)〜1月15日(木)】
「春が始まりますね」または「新しい年が始まりますね」という意味です。新春の候と同様に、1月15日までに用いると自然です。
厳寒(げんかん)の候【2026年1月全般】
「厳しい寒さの季節ですね」という挨拶です。1月〜2月の真冬の時期に適しており、寒中見舞いや年始のビジネスレターなどに広く使えます。
寒冷(かんれい)の候【2026年1月16日〜1月31日】
「寒さが厳しくなってくる季節」です。12月下旬から1月全般にかけて使われますが、元旦から1月15日までは「新春」や「初春」を用い、2026年は1月16日以降に使うのがおすすめです。
寒風(かんぷう)の候【2026年1月下旬】
「冬の寒い風が吹く季節ですね」という意味です。1年で最も寒い時期の挨拶であり、1月下旬に入ってから使うと自然です。
大寒(だいかん)の候【2026年1月20日(火)〜2月3日(火)】
「寒さが最も厳しくなる頃」という意味です。二十四節気の「大寒」1月20日から、「立春」の前日である2月3日まで用いることができます。

ビジネス文書では簡潔に用件を伝えることが求められるため、時候の挨拶は漢語調の「〜の候」を基本とします。
「〜のみぎり」も同様に使用可能です。やわらかさを出したい相手や個人のお客様向けには、和文調での挨拶も適した表現です。

文例:結びのあいさつ

  • 新しい年が、○○様にとって笑顔あふれる日々となりますように。
  • 清々しい冬の空の下、○○様の一年が穏やかに始まりますよう願っております。
  • 本年が、皆さまにとって健やかであたたかな一年となりますよう、心よりお祈りいたします。
  • 厳しい寒さの折、どうぞあたたかくしてお過ごしください。
 

季節の行事や風物詩

  • 正月
  • 初夢
  • 初詣
  • 門松
  • 年賀状
  • お年玉
  • 羽根つき
  • 書き初め
  • 七草
  • 鏡開き
  • 成人の日
  • どんど焼き
  • 冬晴れ
  • 真冬日
  • 風花
  • 寒中見舞い
  • 霜柱

1月は、新しい一年の始まりを感じる月です。お年玉や初詣など、お正月らしい楽しみが街にあふれます。
お正月飾りを飾る「松の内」は、年神様をお迎えする大切な期間とされ、地域によって期間が異なります。
関東では1月7日頃まで、関西では1月15日頃までとされています。
この松の内を過ぎると、暦の上では「寒の入り」。寒さがいっそう厳しくなる一方で、梅のつぼみがほころび始め、春の訪れが待ち遠しく感じられる季節となります。

1月の花や植物

  • ウメ
  • スイセン
  • シンビジューム
  • センリョウ
  • カンツバキ
  • ハボタン
  • クリスマスローズ
  • シクラメン
  • スノードロップ
  • ロウバイ
  • フクジュソウ
  • ツワブキ
  • フユボタン
  • ローズマリー

1月の節気

小寒(しょうかん)【2026年1月6日(火)】
寒さが加わり始める頃で、「寒の入り」とも呼ばれます。
この日から本格的な寒さの時期に入り、寒さが極まる少し手前の季節です。
小寒から大寒、そして立春の前日(2月3日)までが「寒中」とされ、この期間に年賀状を出しそびれた場合は「寒中見舞い」を送るのが一般的です。
大寒(だいかん)【2026年1月20日(火)】
一年で最も寒いとされる時期です。
大寒は二十四節気の最後にあたり、この厳しい寒さを過ぎると、暦の上では春を迎える「立春」(2月4日)が訪れます。
大寒から立春までの間は、寒さが特に厳しい時期とされます。

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