お手紙 Culture

夏のごあいさつに、涼やかな一筆を添えて

蝉の声に夏の訪れを感じる頃、お中元を贈るという習慣には、相手を想う日本人らしい美意識が息づいています。
贈り物に、一筆箋で手書きのひとことを添えるだけで、感謝の気持ちがやさしく伝わります。
一枚の便りが、心をほどく贈り物になりますように。

(TOP画像 使用シール:野の花 お礼 四季いろ

お中元を贈る時期

お中元を贈る時期は地域によって異なりますが、首都圏では7月上旬から15日頃までに贈るのが本来の習わしです。
最近では、6月下旬から7月15日までに贈るのが一般的となっています。
この期間を過ぎてしまった場合は、立秋(2025年は8月7日)までの贈り物には「暑中御見舞」、それ以降は「残暑御見舞」と表書きを変えて贈るのが良いとされています。
なお、関西地方など一部地域では、8月15日頃までをお中元の時期とする習慣もあります。
お贈りする地域の慣習に合わせて時期を選ぶと、より丁寧な印象を与えられます。

一筆箋に感謝の気持ちをしたためて添える

お中元は、日頃の感謝を伝える夏のごあいさつ。
品物選びももちろん大切ですが、直接お渡しできず配送する場合には、一筆箋でひとこと添える心配りが、贈り物の印象を一段と温かなものにしてくれます。
文面には、お世話になっていることへの感謝の気持ちや、季節のごあいさつ、健康を気遣うひとことなどを文頭や文末に加えると、より一層心のこもった贈り物になります。

≪文例≫

●親しい間柄向け
暑い日が続いていますが、お元気ですか?
ささやかですが、夏のごあいさつとして贈り物を送ります。どうぞ皆さんで召し上がってください。
夏本番ですね。今年の暑さはなかなか手ごわいですが、体調には気をつけてくださいね。
気持ちばかりの品をお届けします。
いつもありがとう。涼を感じるものを贈りますので、ひと息つく時間にお役立ていただければ嬉しいです。
またお会いできるのを楽しみにしています。
●あらたまった相手向け
盛夏の候、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
日頃のご厚情に感謝し、心ばかりの品をお届けいたします。ご笑納賜りますようお願い申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
夏の陽射しがいっそう強まる中、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
日頃より大変お世話になっております。
本格的な夏を迎え、暑さ厳しき折ではございますが、くれぐれもご自愛のほどお願い申し上げます。
 

夏柄の涼しげな演出で厳しい暑さへの心配りを

お中元に添える一筆箋には、朝顔や金魚、風鈴など夏の風物詩が描かれた絵柄入りがおすすめです。見た目にも涼やかで、贈り物に季節の彩りを添えてくれます。水玉模様など爽やかなデザインに、夏モチーフのシールを貼ってアレンジするのもおすすめです。

新商品の封筒「紙司撰 野の花」には、6柄の花の封シールをあわせてご用意しており、お好きなシールを貼ってお楽しみいただけます。封シールは別売りもあり、一年を通してご利用いただけるのも魅力です。

目上の方へは、和紙に細罫が入ったシンプルな一筆箋を。封筒に入れて贈れば、より丁寧な印象に。

統一感のあるデザインの封筒付きセットを選ぶと、上品で心のこもった贈り物になります。

 
一筆箋はこちら
 

お中元を受け取ったら

お中元をいただいたら、できるだけ早めにお礼状を送りましょう。
お礼状は、「品物を確かに受け取りました」というご報告と、日頃のご厚意への感謝を伝える大切な機会です。
2025年の暑中見舞いの時期(7月20日頃〜8月6日頃)とも重なるため、お礼の言葉に加えて、暑さの折のお体を気遣うひとことを添えると、より丁寧で温かな印象になります。

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